【ビジネス】クロノスとカイロス。あなたが生きるべきはカイロス

クロノスとカイロス

1:【ビジネス】クロノスとカイロス。あなたが生きるべきはカイロス

今日のテーマは「時間」です。

ひとことで「時間」と言っても、ビジネスにしろ老後にしろ大切にすべき時間があります。

そのむかし、古代ギリシャには時間を表す言葉が2種類ありました。「クロノス」と「カイロス」です。

クロノスは「1日24時間、1年365日」といった私たちが普段生きている時間。

カイロスは「今」に焦点を充てた時間のことを言います。

多くの成功しているビジネスマンはこの時間違いを意識して生きており、ビジネスマンのみならず、学生や主婦、大人も子供も全ての人に当てはまる大切なお話です。もちろん、介護に携わる人にも。

結論から言うと私たちは「カイロス」を生きるべきで、そのほうが充実した人生を送れるのです。

2:2種類の時間

2−1:過去から現在、そして未来の時間「クロノス」

クロノスは、時計の針が動いているそのままの時間のことです。

1分は60秒、1時間は60分、1日は24時間といった私たちに平等に与えられた時間です。

そして時間には「過去」「現在」「未来」という概念があります。

過去を懐かしんだり、過去の経験があり今があると考えるのは人として普通のことです。

また未来を明るいものと捉えたり、逆に案じたりすることも人としては当然のことです。

このように時計の針が進むとおりの時間のことをクロノスといい、「量的な時間」とも言われます。

2−2:今この一瞬を大切に生きる「カイロス」

しかし、私たちは過去や未来を生きているわけではなく「今」を生きています。

考えてみれば当たり前のことですが、過去や未来は私たちの空想の中にあるだけで、触れることはできません。

私たちが生きているの「今」だけで、どうにかできるのは「今」だけです。

過去に縛られたり、未来を案じて「今」に集中できない人は、十分に「今」を生きていません。

「今」を楽しむ。

これがカイロスです。

3:成功している人は「カイロス」を生きている

未来のことを心配しすぎるあまり「今」が悩みでいっぱいだったり、過去の失敗に囚われて「今」を後悔しながら生きているのは「カイロスを生きている」とは言えません。

成功しているビジネスマンや成功している人は、意識している、意識していないにかかわらず今現在の時間を大切にして「今」を生きています。

どうせ一度しかない人生、仕事も遊びも自分らしくカイロスを生きることは成功する人には不可欠であると言えます。

今日の話は短いですが、とても大切なことと言えるでしょう。