2020年のお正月の西武そごうの広告は感動的でした!
言葉を巧みに使った素晴らしい広告だったね!
もくじ🔖
1:【セールスライティング】大逆転は起こりうる!一見すると否定的な言葉でも読み方で前向きになれる西武そごうのコピー
今日はコーヒーでも飲みながら、のんびりと読めるお話です☕️
同じ事象なのに「見る角度」や「見る人」によって捉え方が違うことがありますよね~
例えば円すい。
正面から見れば三角形ですが、上から見たり下から見ると円形です。
もう一つの例えはトリックアート。
人によって見え方が異なります。
言葉を扱う広告でも、読ませ方によって意味が変わってくることがあります。
そういう意味で、2020年1月の西武そごうさんの広告が感動的でした。
今日は「大逆転は起こりうる!」。
心の健康にプラスになる2020年1月の西武そごうの広告を紹介します。
2:「さ、ひっくり返そう」。真実はひっくり返した先にある!
少し有名になったこの広告ですが、忘れてしまったり、知らないかたのためにコピー(宣伝文句)を載せておきます。
「 大逆転は、起こりうる。
わたしは、その言葉を信じない。
どうせ奇跡なんて起こらない。
それでも人々は無責任に言うだろう。
小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。
誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
今こそ自分を貫くときだ。
しかし、そんな考え方は馬鹿げている。
勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。
わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
土俵際、もはや絶体絶命。」
3:下から読むと本当の姿がわかる
「土俵際、もはや絶体絶命。
わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。
勝ち目のない勝負はあきらめるのが懸命だ。
しかし、そんな考え方は馬鹿げている。
今こそ自分を貫くときだ。
誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。
それでも人々は無責任に言うだろう。
どうせ奇跡なんて起こらない。
わたしは、その言葉を信じない。
大逆転は起こりうる。」
4:さすがプロ!言葉の素晴らしい使いかたのお手本の一つ
昔からある広告の手法です。
しかし、この広告の良いところは前向きになれる言葉を使っているところです。
商品を売るための広告ではなく、2020年のお正月から見る人を元気にするような。
2019年は10月に消費増税があり、秋以降に景気の冷え込みがあったように思います。
しかしそれを逆転させるかのような言葉の使いかた。
小さな力士の炎鵬さんを起用しているのも、相撲ファンのわたしにはポイントが高かったです。
5:良い言葉はコピペせず、自分で書いてみる。そして使ってみる
一枚の紙の上に書かれた言葉は同じでも、読み方によって意味が変わって感じられる。
これは「ただのプロが作った仕掛け」と言ってしまえばそれまでです。
しかし、このような広告の言葉に込められた気持ちが大切だと思います。
今回の広告はtwitter界隈でも話題になっていました。
それは多分、いろいろな意味で人々の心に響いたのだと思います。
ぶっちゃけて言うと、私はこの広告の文章をこのブログに上げる前に、メモに自分で手打ちしてみました。
手打ちしていると、少し元気になれているような気がします。
それはコピーライターさんが言葉に込めた想いが伝わってきたのだと思います。
これは非常に大切なことと思いますが、良い言葉は書いたり話したりすべきです。
6:まとめ
言葉には「気」がある。
だから、良い言葉は積極的にマネて使ったほうが良いと思います。
今回の西武そごうの広告のような手法はなかなか日常生活では使われないかもしれません。
しかし、良い言葉、前向きな言葉を積極的に使うことが大切です。
そして、もしあなたが一見否定的な言葉と出会ったとしても、それはもしかしたら逆の意味で捉えることができるかもしれない。
そのように考えることが大切です。
万一、どうしようもない悪意に満ちた言葉に出会ってしまったら?
その時は、その言葉から身を遠ざけたほうが良いです。
間違っても自分から、悪意のある言葉を発しないように!
言葉にも魂が宿ること意識してくださいね。
例)言霊(ことだま)。
今回は、受け手の心に響く西武そごうの広告をご紹介しました!
使う言葉によってあなたの生活が、今より少しでもハッピーになったら嬉しいです!